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家の木材を食べることで有名なシロアリ。
しかし、シロアリは新築の場合でも対策が必要です。
今回は、シロアリ対策が必要な理由と、新築でできる対策方法についてご紹介します。
シロアリの被害を受けないためにも、対策は必須です。

 

 

□シロアリ対策が必要な理由とは

シロアリは木材を好んで食べるため、すべての家で発生する可能性があります。
また、シロアリは食害スピードが早く、場合によっては、1年程で構造材の耐久力が損なわれるまでになることがあります。
そうなると、耐震性がなくなり、住むことが危なくなるだけでなく、家の資産価値も下がる原因になります。
床下の印象が強いシロアリも天井まで達することもあり、雨漏りの原因になりえます。
修繕には費用と時間がかかるため、被害の前からシロアリ対策をする必要があります。

 

□新築でできるシロアリ対策とは

シロアリ対策が必要な理由をご紹介しましたが、新築を建てる際には4つの対策方法があります。
これらを用いて予防することで、シロアリの被害に遭いにくい家にしましょう。

1つ目のシロアリ対策は、床下や基礎の外側を点検しやすくすることです。
定期的な点検が大切なシロアリ対策にとって、点検のしやすさは大切です。
シロアリの早期発見は、対処がしやすく、被害が小さいことが多いため、点検口を作る、物置や物を設置しないといった対策が必要です。

2つ目のシロアリ対策は、シロアリ被害に遭いにくい木材を選ぶことです。
スギ、ヒノキ、ヒバといった匂いの良い木や堅い木を嫌うため、これらの木を用いることも対策法の1つです。
また、同じ木でも、水分量の少ない心材が被害に強いと言われています。

3つ目のシロアリ対策は、シロアリの侵入経路を対策することです、
シロアリは、基礎の隙間、玄関ポーチ、給排水管から侵入することが多いです。
そのため、隙間ができないようにかつ、配管の周りをウレタンやシーリングで塞ぐようにしましょう。

4つ目のシロアリ対策は、入居後も防蟻材を散布することです。
建築基準法により、新築の際は、防蟻処理のため薬剤が散布されますが、5年程しか効果がないため、5年おきに散布しなおすために、業者に依頼することをおすすめします。

 

 

□まとめ

今回は、シロアリ対策が必要な理由と、新築でできる対策方法についてご紹介しました。
1年程で建物の耐久力が損なわれる可能性もあるシロアリを対策するには、点検しやすいようにするだけでなく、木材の選択でも対策できます。
シロアリの被害を受けないようにするためにも、新築の時から工夫することが大切です。

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