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住宅を建てる際に地鎮祭はやるべきなのでしょうか。
地鎮祭をしなくてはならない決まりはありませんし、家を建てることはそう何度もありませんから、悩んでしまうことも多いでしょう。
そこで今回は、地鎮祭の概要や、地鎮祭はやるべきなのかどうかについて解説していきます。

 

 

□地鎮祭とは

 

きれいにならされた土地に4本の竹が立てられ、しめ縄飾りが張られているのを見かけたことがあるでしょう。
その様子は「地鎮祭(じちんさい)」という儀式の風景です。
では、地鎮祭とは、どういった儀式で、どのような意味があるのでしょうか。
詳しく解説します。

 

地鎮祭の意味合いは、建築工事が始まる前に土地の神様を祭って、工事の無事を祈願する儀式です。
また、工事の無事だけでなく、将来ずっと安全に生活していけるように、またその土地に住む家族の繁栄を合わせて祈願するのが地鎮祭です。

 

地鎮祭は、古くは日本書紀にも記されている伝統的な風習で、現在も日本全国で受け継がれているものです。
地鎮祭の方式は神式が一般的になっていますが、宗教によって仏教式やキリスト教式で行われることもあります。

 

地鎮祭は施主となる人が土地を購入した後、工事に着手する前に行うものです。
同日に着工する場合は、工事着工を祝う起工式と同時に行われることもあります。
大安・先勝・友引など吉日と呼ばれる日の午前中に行うのが良いとされていますが、これらの日取りはあくまで縁起が良いと言われている目安の日取りです。

そのため、縁起が良いとされている日に都合がつかない場合は調整が可能です。

 

□新築では地鎮祭をしないといけない?

 

共働きでなかなか時間を割くことが厳しい家庭が増えている中、地鎮祭を省きたい家庭も少なくはありません。
地鎮祭は必ず行わなければならないわけではないため、行わなくても大丈夫です。

 

一方、実施することがしきたりとなっている地域も多く、儀式をすることで棟梁や大工さんのやる気を上げる意味合いもあります。
家づくりに携わってくれる人たちとの関係を築くきっかけになりますので、実施するかどうかは悩みどころですよね。

 

実施するにあたって注意しておきたいこととしては、少なからず費用がかかることが挙げられます。
したがって、地鎮祭を予定している場合は、事前にお金の算段をつけておくようにしましょう。

また、予算を踏まえて地鎮祭を実施するか否かを担当者やご家族と一緒に検討してみることをおすすめします。

 

 

□まとめ

 

地鎮祭は必ずやらなければいけないものではなく、建築会社や親、予算などと相談したうえで、自分たちがやるべきだと判断したときに行うのがよいでしょう。
当社では、お客様に沿ったご提案をいたしておりますので、ぜひ一度お気軽にご相談ください。

 

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