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注文住宅をご検討の方へ。
予算をどのくらいにするか、どのように決めるべきか、そしてもし予算がオーバーしてしまった場合の対処法はどうすれば良いのか迷われることも多いことでしょう。
これらの疑問に答えるため、この記事では、予算の決め方と、予算オーバーになった際の対処の仕方を紹介します。

□注文住宅の予算の決め方とは?

 

注文住宅の予算を決める際のポイントを3つのステップでご紹介します。

 

1.自己資金の確認

 

まず、家を建てるための自己資金をどの程度出せるかを確認することが最初のステップです。
手元にある貯金、親や親戚からの援助、現在の住居の売却金など、自己資金にカウントできるものをリストアップします。
その後、将来必要な資金や緊急時の貯蓄を差し引いて、使用可能な自己資金を計算します。安易に貯蓄を取り崩すことは避けるよう心がけましょう。

 

2.住宅ローンの確認

 

自己資金をどのくらい出せるかを計算した後、次に確認したいのは「住宅ローンをどの程度借りられるか」「月々の返済額はいくらか」という点です。
年収の25%以内が年間の返済額として一般的ですが、具体的な数字を知るためには住宅ローンのシミュレーションツールを利用すると良いでしょう。

 

3.土地代・建築費用のバランス

 

土地購入と建築工事にかかる費用のバランスは、大体4:6~3:7の割合で考えると良いとされています。
土地の費用にお金をかけ過ぎると、家づくりの予算が足りなくなる可能性があるため、予算を立てる時点で、2つのバランスをしっかりと決めておくことが重要です。

 

□予算オーバーした時の対処法とは?

 

注文住宅のファーストプランでは、予算オーバーしてしまうことが多いと言われています。
そのため、どのように対処すれば良いのか、以下のポイントで詳しく解説します。

 

*設備機器の見直し

 

設備機器は、グレードを落としても機能的に大きな問題は生じないことが多いです。
キッチンやバスルームの設備は、最新のものを選ぶことも大切ですが、予算の範囲内で選ぶことも重要です。

 

*仕上げ材の選び直し

 

天井、壁、床の仕上げ材も、グレードを少し下げることでコストを抑えられます。
現在は、低コストでもデザイン性の高い仕上げ材が多数存在するので、選択肢は豊富です。

 

*コストカットの注意点

 

柱や梁などの構造部分や、基礎部分はコストカットの対象外としてください。
これらの部分は、住宅の安全性や耐久性に直結するため、コストを削減することはおすすめしません。

□まとめ

 

注文住宅の予算を決める際は、自己資金の確認、住宅ローンの確認、土地代と建築費用のバランスをしっかりと考慮することが大切です。
また、予算オーバーした場合の対処法として、設備機器や仕上げ材の見直しを検討できますが、構造部分や基礎部分のコストカットは避けるよう心がけることが重要です。
予算の範囲内で、理想の家を建てるための計画をしっかりと立てることで、後悔のない家づくりを目指しましょう。

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