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その開放感や明るさから近年注目されている吹き抜けですが、素敵な吹き抜けを作ったものの住み始めてから後悔している方は少なくありません。
そこで今回は、吹き抜けのデメリットと、吹き抜けを作るにあたって後悔しないためのポイントをご紹介します。

□吹き抜けのデメリットについて解説します!

1.冷暖房効率が悪くなること
夏は直射日光が差し込み暑く、冬は冷気が2階から降りてきて寒い、という意見がよく挙げられます。

2.高所のメンテナンスがしにくいこと
高い位置の照明は電球交換や掃除が困難ですし、壁面の掃除も難しくなります。

3.煙やにおいが2階に上がること
1階にキッチンがある場合、キッチンの換気扇が吸い込み切れなかった煙やにおいが2階に上がり、壁や布に付着します。

4.音が広がること
吹き抜けを通して1階と2階の音が双方伝わりますし、吹き抜けの下にテレビを設置する場合は音が聞こえにくくなるでしょう。

5.転落の危険性があること
特に小さなお子様がいる家庭では最大限の注意が必要ですし、人だけでなくものの落下にも気を付けなければなりません。

6.耐震上あまりよくないこと
地震の際は床が耐震において重要な役割を担いますが、吹き抜けには床がないため、吹き抜けの面積や位置、階段の場所について合わせてバランスよく考えないと、耐震上どうしても弱くなってしまいます。

□吹き抜けを作る際のポイントをご紹介します!

*吹き抜けを作る位置が重要

周りに余計なでっぱりや壁が少ないこと、なるべく広いスペースに吹き抜けを作ること、壁と窓の距離も広く取ることを意識しましょう。

*窓の高さを揃える

窓の高さがバラバラだと見た目が変になるだけでなく、風の通りも悪くなります。
窓に統一感を出すことで見た目だけでなく、機能的にも吹き抜けのメリットを活かせる造りとなるでしょう。

*吹き抜けが必要ない場合もある

吹き抜けには見た目的にも機能的にもメリットがありますが、一人で静かに過ごしたい方、プライベート空間を重視する方、もともと日当たりが良くわざわざ吹き抜けが不要なほどに明るいなど、人によっては不要かもしれないことに留意しましょう。

□まとめ

吹き抜けには様々なメリットがありますが、他にも維持が大変であったり建設費用が高くなるなどのデメリットもあるため、自分が理想とする暮らしから必要性を考えることが大切です。
吹き抜け自体が目的なのではなく、あなたの理想の暮らし方を実現する手段が吹き抜けということを忘れないようにしましょう。

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