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車を所有している場合、自宅に車を停められる駐車場が欲しいと思う方がほとんどでしょう。
駐車場を設ける選択肢として「ビルトインガレージ」がありますが、比較的土地が狭い日本では非常に人気が高く、多くの方が取り入れています。
また、単純に車が停められるだけでなく、ビルトインガレージにすることでさまざまな恩恵が受けられます。
今回は、注文住宅でビルトインガレージをつくるメリットを、考慮しておきたいデメリットと併せてご紹介します。

 

 

□注文住宅でビルトインガレージをつくるメリットをご紹介!

 

最大のメリットは、車を守ることです。
雨風はもちろん、車の盗難防止やいたずら防止、紫外線やホコリから守る役割も果たします。
建物の一部に駐車スペースが収納されており、シャッターと壁に囲まれているため、雪や台風が多い地域・地域柄治安が良くない場合には特におすすめです。

狭い土地でも駐車スペースを設けられることも利点です。
駐車スペースを建物の一部に組み込めるため、家の近くに月極の駐車場を契約する必要がなくなりますし、ガレージは容積率が緩和されるため広い家づくりが可能になります。
さらに、ガレージの占有面積が延べ床面積の5分の1未満であれば床面積に含まないという緩和措置があるため、固定資産税を低くできます。

また、子供の遊び場や収納スペース、趣味のスペースとして活用できる点も魅力です。
日中の車がないときに子供の遊び場としても使えますし、アウトドアが好きな方がアウトドア用品を収納する、車のメンテナンスやカスタマイズ、DIYの工作スペースにも使えます。

他には、居住スペースの日当たりや風通しなどが調整しやすい点も魅力的です。
ビルトインガレージが1階にあることで居住スペースは2階以上に設けられることが多いため、必然的に日照条件や風通しが良くなり、快適に日中過ごせます。

最後に、室内から愛車を鑑賞することも可能です。
ビルトインガレージの壁の一部をガラス張りやアクリル板にして、室内からインテリアとして愛車を鑑賞することで、ただの駐車場にはない楽しみ方や置物にもこだわって楽しめます。

 

□注文住宅でビルトインガレージをつくるデメリットをご紹介!

 

1階のスペースが減ってしまうことには注意が必要です。
ビルトインガレージは1階の建物スペースを大幅に取るため、バスルームやキッチンを2階以上に設置しなければならない、土地条件によっては3階建てにしなければならない可能性もあります。

次に、車の排気・臭気・騒音が気になってしまう可能性があります。
住宅の内部に駐車スペースが入るため、換気扇や窓がなければ車の排気や臭気が居住スペースに入り込むことや、車のエンジン音が室内に響きやすいという点には注意が必要です。

最後に、建築費が高くなる可能性があることには注意が必要です。
ビルトインガレージは大きな開口部が住宅に必要であり、一般的な木造の家では耐久性に問題があるため耐震性の確保が必要になった結果、予算がオーバーしてしまうケースもあります。

 

 

□まとめ

 

ビルトインガレージは雨風や盗難、いたずらなどから大事な愛車を守ることができ、趣味や収納の場所としても活躍します。
しかし、生活動線や騒音などについてしっかりと考え抜いて設計しなければ、生活に不満ができてしまう恐れもあるため注意が必要です。

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