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近年の気温の上昇によって、暑くない家の需要は高まっています。
また、冷房に頼らずに家自体が暑くなりづらいことで、省エネにもなります。
今回は、家の中が暑くなる原因と暑くならないようにするための方法についてご紹介します。
夏でも暑くない家にしたい方は必見です。

 

 

□家の中が暑くなる原因とは

建物内にいるのに、外よりも暑く感じる時があるのではないでしょうか。
その暑さの原因は、建物や地面などに直射日光が当たることで発生する周囲の表面温度の上昇によるものです。
素材によっては50度を上回り、そこから放射熱が放出されて暑く感じます。
人間は、周囲の表面温度と気温の平均値が体感温度になるとされているため、表面温度を下げ、放射熱が家に入らないようにすることで、家の中を涼しくできます。

 

□夏でも暑くない家にする方法とは

家の中が暑くなる原因は上記の通りですが、実際に暑くない家にするためには、3つのポイントがあります。

1つ目の暑くない家にするポイントは、高気密高断熱にすることです。
これによって、室内に暑さが伝わりにくくなります。
また、冷房によって冷やした室温を保つため、省エネにも繋がるだけでなく、健康面のメリットもあります。
家の気密性と断熱性を高めるには、壁や屋根、基礎に性能の高い断熱材を十分に用いる、高断熱サッシにする。

2つ目の暑くない家にするポイントは、日射遮蔽を意識することです。
日射遮蔽とは、室内に差し込む日射を遮り、室温の上昇を抑えることを指します。
適切に日射遮蔽をすると、冷房に使うエネルギーを15〜45%削減できるという研究があります。
日射遮蔽を意識する方法は、熱線反射ガラスといった日射侵入率の低いガラスを選ぶ、日よけになるシェードやオーニングを取り付ける、外壁を日射反射率の高いものにするといった方法があります。

3つ目の暑くない家にするポイントは、湿度調整と十分な換気を行うことです。
湿度が高いと、人間は不快感が増し、体感気温が上がります。
そのため、暑くない家にするには、湿度の調整が大切です。
24時間換気システムや全館空調システムを用いて、室内を適切な湿度に保つことで、人間は暑くないと感じます。

他にも、シーリングファンを用いるといった方法があります。

 

 

□まとめ

今回は、家の中が暑くなる原因と暑くならないようにするための方法についてご紹介しました。
直射日光によって、表面温度が上昇することによって、気温以上に家の中が暑くなることから、高気密高断熱にすると暑くない家になります。
他にも日射遮蔽を意識することで、省エネで室内の気温が上がりにくいです。

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