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マイホームでは畳の部屋でくつろぎたいと考えられる方も多いのではないでしょうか。
今回は和室のメリットとデメリットについて解説するので、それらを踏まえてよく吟味したうえで、この記事が和室を作るきっかけの一助になりましたら幸いです。

 

 

□和室のメリットについて解説します!

 

はじめに、畳の素材には良い効果がたくさんあります。
畳の原料である「い草」には、香りによるリラックス効果や吸湿・調温効果、吸音効果など、様々な効果があります。
独特の香りによるリラックス効果で休息の場として利用できますし、吸音効果があるので子供部屋や遊び場としての利用も可能です。

 

そして、和室は部屋の使い道が多様です。
来客対応用の部屋として利用できますし、急な宿泊者に対しても畳の上に布団を敷いて対応できます。

 

布団やマットレスで寝たい方、家族一緒の部屋で大人数で寝たい方の場合、普段使いの寝室としても利用できます。
お子さまがベッドから落ちる心配もなく、布団から出てしまっても畳は柔らかいので問題がありません。
また、押し入れに布団を収納すれば日中は別の用途に使えます。

 

□和室のデメリットをご紹介します!

 

1.部屋の利用に必要な動作が多い
ライフスタイルの欧米化が進む現代では椅子やソファ、ベッドを利用するため、畳の上で座布団や座卓、布団を利用する手間を選択しないようになりました。

 

2.汚した時の手入れに手間がかかる
和室は掃除を怠るとカビやダニの温床になりますし、何かをこぼした時に拭くのもフローリングの方が格段に楽です。

 

3.洋室に比べて材料代が高い
洋室の仕上げ材に比べて和室の材料費は最低3割増しという報告もあるため、特にこだわりがなくお金をかけたくない方は和室を作らないことが多いでしょう。

 

4.インテリアの選択肢が狭い
もちろん和風のインテリアが好きな方もたくさんいますが、洋室の方が種類が豊富ですし、出入り口の幅の小ささからも壁面が多い分、飾りつけがしやすくなります。

 

5.和室は洋室よりコストがかかる

フローリングの洋室で一部屋だけ和室にしようとすると、和室だけ別の施工が必要になり、その分だけ割高になってしまいます。

 

 

□まとめ

 

現代のライフスタイルによる使い勝手や金銭的な問題を考慮すると和室は敬遠されてしまうかもしれません。

しかし、これからの長い人生を考えたときに分かりやすい金額や使い勝手だけでなく、自分の心地よさや将来的な影響まで踏まえて考えてみるのも一つの手かもしれません。

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